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PAライン音源収録について

青春組立式キットのライブ映像ではご希望の場合、PAさんからラインアウトした音源を収録します(機材&電池代として+5000円です)。

ラインアウトの音を収録することで「クリアな音」を編集で使用する事ができます。ただしラインアウトの音には会場の空気や観客の歓声等は入らず臨場感が少ない為、ビデオマイクで収録したフロア音声をMIXして編集します。

収録に使用する機材は「ZOOM H6」を使用します。キャノン端子で入力します。

ラインアウト音源を収録希望の際は、PAさんに予め収録の事、キャノン端子入力の事を伝えておいてください。



収録する音声に関してはリハーサル時に調整した録音レベルに固定設定します

【重要事項】ライブ開演後は本番開始時に「録音を開始」、「録音を確認する」作業のみとなり、撮影する為にその場から離れます。つまりライブ中「録音レベル」を監視、調整する者はなく無人になります。あくまでライン“出力された”音を収録するまでの責任となり、万が一リハーサル時とは違う音が出ている、トラブルにより録音が停止された等が起きた場合の責任は負いかねます。予めご了承ください。

録音確認の為のオペレーターが必要な場合は人件費として別途30,000円となります。ヘッドフォンを装着し録音レベルのメーターを随時目視調整を行います。音が来ていない等、万が一のトラブルに対応致します。

 

 

またお客様自身で整音された音声データーを撮影後ご提供頂き(WAV形式 / サンプレート48kHz)、編集で使用する事も可能です。ただしお客様の方で整音される作業期間(こちらへのお渡し)は撮影日より1ヶ月以内とさせてください。それ以上整音期間がかかる場合はデーター保管料として1ヶ月/10,000円と設定致します。

 

【PA音源のサンプルです。】

 

【カメラマイク(フロア音源)のサンプルです。】

 

【PA音源+カメラマイクのMIXのサンプルです。】

 

 

2023年01月31日

撮影全面OKのライブフェス「フェスボルタ」

渋谷の宮益坂にある複数の会場で、総勢140組(今回の2019年1月6日)が出演する音楽フェス“フェスボルタUSA”に行ってきました。

「ステージで何をやってもOK」、「主催者のジョン・ヒロボルタさんに電話一本するだけで誰でも出れる(ノルマもなし)」という特徴のイベントですが、僕にとってもうひとつの最大となる特徴が「撮影全面OK」という楽しみ方です。

『フェスボルタ』のサイト

今回観に行ったのは「フェスボルタランド」、「フェスボルタシー」に続いて3度目でした。

 

もともと青春組立式キットへ撮影依頼を頂いて以来仲良くさせてもらっている還暦超えのパンクロッカー“THE 三洲”さんの出演を機にフェスボルタを知りました。

そして同じく撮影を通して大好きになった40代大人のロックバンド“The Byte O'f Rock”が前回から出演(嬉しい!)。


フェスボルタには歌手、アイドル、バンド、エアギター、落語…色んなジャンルの出演者で溢れ返っています。どんな表現であれ、どんな奇抜な格好であれ、表現をすること自体をライブしている。

僕が聴く音楽は、すでにデビューしているミュージシャンや、「音楽で生きていく為」に音楽をしている人の音楽に触れる事が大半ですが、フェスボルタの出演者たちが音楽をやる理由は人それぞれ、「売れる為」、「音楽で生きていく」以外にシンプルに「楽しいからやってる」というだけの純粋さを感じます。(※もちろん売れることを目標にしてるミュージシャンもまた純粋です。)

そしてお客さんもそんな出演者の純粋さを受け入れ、はじめからどんな表現も肯定している「場」が出来上がってるような気がします。そして僕はカメラを通して音に場に触れる。純粋に観客として。でも一体感に包まれるのです。

 

エモーショナル・ハードコアアイドル「ワタシ、ムゲンダイ」。
観客との距離と熱が凄い。また撮影したいと思わされたアイドルグループでした。

 

岡村靖幸ではなく「岡田靖幸」。
前回フェスボルタで観て以来ファンになっています(本物よりも)。


「酒井少年」この歌大好きです。


「Theロカ」。今回のフェスボルタではこのバンドを知れた事が良かった。


次回は夏開催予定?
楽しみです!!



2019年01月28日

音楽ドキュメンタリー「THE三洲」

THE三洲さんと出会って4年過ぎた。
62歳。人生の大先輩。パンクロッカー。

ライブの依頼を頂いたのが始まり。
今では依頼主ではなく年齢は離れているが友人のような付き合いをさせて頂いている。

さて、

あたりまえだが人は歳をとる。
三洲さんもこれからもっと歳をとる。
しかし60歳を超えてなお全身から振り絞り声を出す姿がとてもカッコよく思える。
出会った頃よりますます歌に言葉に深みが増していく。

カメラを通して、もっと“THE三洲”を知りたいと思った。

そして誰かに知ってほしい。

こでこれから定期的にTHE三洲さんをドキュメントしていきたいと思っています。

 



2019.05.09(木)『スザンボイールスペシャル 2マンボイル!!』
@新宿レッドクロス

セックスマシーン!!
KiNGONS
ハーフタイムアクト:THE 三洲



 

 

2019.07.06(土)『湘南ひらつか七夕祭り』
@Paprica music studio

 

 

ミュージックビデオ『あと何日会えますか?』(Long.ver)THE三州

実際にお母さんとの面会を密着させてもらいました。


 

撮影:井村征爾

https://www.instagram.com/live_music_video/

 

2019年07月09日

ライブ撮影のご依頼される際にお読みください

ライブの撮影をご依頼される際に、以下事項を必ずご確認のうえご依頼ください。

 

撮影について


 

※撮影、編集費に別途「消費税」「交通費」がかかります。

※交通費は神奈川県座間市より「ガソリン代」+「駐車場代」、「有料道路代」等。遠方の際は宿泊費を頂く場合がございます。コンサートホール、ライブハウスの駐車場を確保頂ける場合は予めご連絡ください。

※撮影当日は基本的にリハーサルが始まる頃合いで会場入りをする予定ですが、前後する事もございます。

お客様の方で弊社への会場入り時間を指定される場合会場入り~終演までが「7時間」を超える場合カメラマン1人につき+20,000円頂きます。

※(お任せ編集)からの変更で、編集後のチェックが必要な場合(チェック有 編集): 修正2回までにつき 上記金額に+30,000円加算してください。

※一眼カメラのみでのライブ撮影記録をご希望する場合は「カメラマン3人以上」のご依頼をお願いします。

※動画撮影が入る事は事前にライブハウスへお伝えください。

※PAからのラインアウト音源の収録をご希望される場合は「PAライン音源収録について」をお読みください。

※お客様が整音された音声データーを編集で使用する場合はWAV形式、48kHZのファイルデーターに限ります。撮影から1ヶ月以内にご提供ください。1ヶ月を超える場合は素材ファイルデーターの保管費を頂きます(1ヶ月/10,000円)。

※ライブハウスにてカメラの高さの嵩上げが必要になる場合、嵩上げする為の箱馬をライブハウスで借りれるかご依頼者の方で事前に確認頂く事をお薦めします。もし事前に箱馬が借りられない場合、こちらでプラスチックのケースを用意します(+5,000円)。

 

お振込みについて


 

※撮影後、交通費等確定後に請求書をメール添付にてお送りします。指定口座へお振込み頂いた後の納品となります。

※納品がDVDまたはBlu-rayの場合、クロネコヤマト宅急便【着払い】にて発送します。



サンプルについて


 

※当方ホームページ及びSNS等でサンプルとして撮影動画の使用の許可を頂ける場合、「サンプル使用許可OK」価格として通常料金より安価の値段設定としています。

ただしサンプルの使用に関する曲の選定、使用箇所の選択は基本的に当方にお任せ頂くことを了承いただける事とします(サンプル使用に関するお客様との動画確認作業は行いません)。ライブ本番時のトラブル等、またはその他の事情により依頼者自身が使用を控えたいという曲がある場合は、撮影後数日以内、編集を行う事前にお伝えください。

※サンプル使用に関する条件がある場合(例:サンプル公開時期タイミングの指定等)はご依頼時にお伝えください。条件によってはサンプル使用許可料金の価格で撮影をお請けできない場合もございます。

※お客様への納品後、サンプルの使用をさせていただきます。



キャンセルについて


 

※キャンセルについて…依頼が成立した時点でキャンセル費がかかります。撮影、編集含むご依頼のプラン料金を基に、撮影1ヵ月前まで50%、撮影1カ月以内のキャンセルは75%、前日、当日のキャンセルは100%です。

※新型コロナウイルス感染症の影響によるキャンセルについて…国による緊急事態宣言が実施され、その宣言下の場所、期間内においてやむなくライブが中止された場合はキャンセル費は頂かなくて結構です。緊急事態宣言下外で依頼者自身の判断によるライブ中止に関してはキャンセル費が発生致します。

 

2023年01月31日

バンドのDVD販売を考えてみる

「自分たちでバンドのDVD販売を考える」と制作料金はどのくらいになるのか?

制作料金はカメラマンの人数や編集プランにより変動しますが、青春組立式キットにご依頼いただけた場合のおおよその制作料金目安は以下の通りです。

★『カメラ2台撮影(1人/2台)+編集(お任せ編集)』プランで依頼して 2時間のワンマンライブDVDを販売する場合

まずバンドで用意する料金は2点だけ。

①撮影+編集費 77,000円(税込み)

②DVDダビング費 

例)50枚作る場合 @470円×50=23,500円
例)100枚作る場合 @340円×100=34,000円

※ダビングはダビング業者に発注します。上記は目安です。ダビング枚数が増えるほど1枚あたりのダビング料は安くなります。


▼▼▼①撮影費+②ダビング費

例)50枚 77,000+23,500円=合計100,500円→1枚あたり 2,010円
例)100枚 77,000+34,000円=合計100,000円→1枚あたり 1,110円

▼▼▼

物販で1枚3000円で販売するとする。

例)50枚作った 販売価格3,000円-原価2,010円=利益990円
  50枚売り切ると49,500円の売り上げ。

  100枚作った 販売価格3,000円-原価1,110円=利益1,890円
  100枚売り切ると189,000円の売り上げ。


※撮影にかかる交通費、DVDの送料等ありますが、大体の目安と参考にしていただくと幸いです。またサンプルの使用許可で撮影料の割引を行っています。

 

例)サンプル使用許可ありで2時間のライブDVDを100枚制作し3000円で販売したとする。

▼▼▼

【原価】撮影費 66,000(税込み)+34,000円=100,000円 →1枚あたり1000円
【利益】(3000円-1000円)×100枚=200,000円の売り上げ

 

青春組立式キットのライブ撮影はバンドに優しいリーズナブル設定にしています。
是非ご依頼ください。

 

2020年06月01日

撮影素材の提供について

「編集前の撮影データーをいただければ」とお問合せをいただくことがあります。

以前は無償でお渡ししていた事もあったのですが、これまでの経験から基本的に撮影素材のお渡しは行わない事に決めました。

しかし最近「撮影素材提供」のお問い合わせが増えてきています。

そこで使用目的がありご希望されるお客様に関しては有償にて行います。またその際は必ず下記に書く内容をご理解、ご了承ください。

 

・ステージ全体を引きで撮影した定点撮影素材 1万円(100GBを超える場合は+外付けHDまたはUSBメモリ代+送料)

・撮影素材全体 3万円+外付けHDまたはUSBメモリ代+送料

 

 


必ずお読みください。


 

・撮影素材データーはあくまで撮影したファイルをお渡しするものです。
 撮影素材に関してはNGカットやポジション移動時、捨てカット等、通常お客様には見せない映像も含まれます。
上記の事から納品致しますデーター、DVD、ブルーレイの商品自体ではなく、撮影素材に対するお問い合わせには一切お答え致しません。(ご依頼の成果物はあくまで納品したものであり今回の撮影素材に関しては提供するというものになります。)

撮影素材はそれぞれのカメラで収録するファイル形式によるものをお渡しします。
(近年の映像編集ソフトで編集を行うには一般的なファイル形式ですが、全てのソフトがサポートしているかの保証はできません。もしご希望のファイル形式への変換を希望される際は「ファイル変換作業代」が別途発生致します。)

・納品が完了し、お支払いをいただいた後のお渡しとなります。

・なんらかの事情により、一部のカメラ撮影素材がお渡しできない場合もございます。これらの判断はこちらでさせていただきます。またその事情に関して説明義務はないものとします。(その日撮影した全てのデーターをお渡しする保証はしません



よくある質問です。


 

Q:「再生ができない。」、「普通のパソコンで観れますか?」

A:映像を正常に再生させる為には、パソコンのCPU、映像の処理速度、再生させるソフトの有無等、各々の環境によります。

映像はそれぞれの形式で圧縮されているので、それぞれの圧縮を伸長するプログラム「コーデック」がパソコンにインストールされていないとそのパソコン上では再生できません。
圧縮された映像を再生するためにはその圧縮に対応したコーデックが必須です(コーデックをインストールして再生してください)。
またはファイル形式のサポートされた編集ソフトに読み込んで、ソフト上で再生してください。

Q: ネット経由で送ってください。

A: 映像のファイルは容量が大きいためアップロードに時間を要します。またお客さん側の環境でダウンロードできない、フォルダの解凍ができない等が起こることがありますので、基本的に撮影素材提供のネット経由は行いません。ステージ引きで撮影した定点映像のみ(※100GBを超えないファイル)に関してはネット送信サービスで送ります。

 

Q: 持ってるハードディスクを送るので…

A:送って頂いたハードディスクが認識しない、なかなか送って頂けない等が過去にございました。こちらで購入し実費にてお願いします。

 


無償でサービスできなくなった理由


 

①もう何年も前になりますが無償でお送りした際にいただいたメールです。

「撮影データの再生M2T形式なため普通のパソコンでは基本的には再生できません。
M2Tはハイビジョンデジタルビデオカメラの形式なので、、本来ならカメラの中で見る形式だと思います。
形式変換するソフトウェアがカメラを買ったメーカーの方でついていませんか?それでパソコンでもみれるように変換してから保存してください」


撮影素材をご要望されたのでサービスで提供したものでした。(こちらで撮影したものは編集することを前提とする撮影素材になります)
再生目的やお客様の使用に関する作業は客様の責任で行ってください。お客様の「普通のパソコン」環境はお客様それぞれ違うのでパソコン環境まではサポートできません。このメール以来再生に関しては事前に毎回お伝えしているのですが、事前の再生に関してもここから数回のやりとりが発生してしまうことが多いです。

 

②本来の依頼(記録して成果物を渡す)が、いつの間にか撮影素材を渡すことがメインの依頼に変わっていったことがありました。


青春組立式キットの撮影ではワンオペレーション(1人体制)で4~6台以上のカメラで収録する事が多いですが、基本的に2台分の料金しかライブ音楽撮影では設定しておりません。またその設定は編集ありきの値段設定をしています。
その理由としては責任を持てるのは自分が撮影時にオペレートできるカメラのみであって、据え置き(無人固定)カメラに関しての「確実」は保証できないためです。

最近あった事例として、打ち合わせの中いつの間にか「自分たち(依頼者)で編集をすることも前提で撮影素材だけを渡すのはどうか」という流れに変わっていきました。


本来『撮影の依頼』で撮影したデーターを渡す(納品)は私の場合は40,000円~(記録撮影 / 1台カメラ撮影)です。

無人固定のカメラも含め6台(その依頼時は)の素材で編集なしの値段という話に変わっていくと、まず撮影素材全部の責任とクオリティーを確保する為には、本来カメラの台数分のカメラマンと機材の手配が必要になり、その値段感の話になります。


③「ついで」でサービスできるものではないというところ

素材を渡す際トラブルを無くすための事前の理解、了承をえるためのやりとりを毎回行わなければいけない事と、送る際にも時間と作業が少なからずかかるのですが「とりあえず素材を持っておきたい」という問い合わせが多く感じられます。そしてほとんど送ったきりになるケースでした。一言感謝してほしいというわけではないのですが、おそらく素材提供が数分程度の作業で“ついで”にできてしまうものだと認識されているのだと感じています。


 

 

 

 

 

 

2023年01月31日